日本サニテーションコンソーシアム(JSC)
JSCについて
設立と構成団体
日本サニテーションコンソーシアム(Japan Sanitation Consortium,略称:JSC)は,アジア・太平洋水フォーラム(APWF)が推進する地域に関するナレッジハブ・ネットワークの衛生分野のハブ組織(以下,「サニテーション・ナレッジハブ」)として,2009年10月16日に設立されました。
JSCは,下水道の専門機関とオンサイト処理やし尿処理等(以下,「オンサイト処理等」という。)に関する専門機関よって構成されています。
- 構成団体
・ 一般財団法人下水道事業支援センター
・ 一般財団法人日本環境衛生センター
・ 公益社団法人日本下水道協会
・ 公益財団法人日本環境整備教育センター
・ 日本下水道事業団
役割と活動
JSCは,アジア・太平洋地域の各国における基礎的な衛生施設の普及,浄化槽やし尿処理等のオンサイト処理等の技術の開発と普及,都市の汚水・雨水対策としての下水道の整備を支援し,各国のニーズに応じて最適な技術やシステムの選定,またはそれら技術の組み合わせにより,各国の衛生に係る政策・能力・投資の発展を促進するとともに,国際援助機関と連携し,各国関係機関とのネットワークを構築し,衛生に関する知識・情報を集約し,普及・共有することを役割とし、活動内容は以下の通りとなっています。
- ネットワーキング
国際援助機関と連携し,各国の衛生関係機関のネットワークを構築する。 - 情報収集
アジア・太平洋地域の衛生に関する情報データベースを構築し,各国の衛生改善に関する調査を実施する。 - 知識の普及と情報共有
衛生に関する日本等の先進国の知識と経験の普及,途上国の情報と知識の共有のための国際セミナーを開催する。 - 国際援助機関への支援
ADB・JICA等国際援助機関に対し,衛生関係技術者の養成教育を実施するとともに,プロジェクトの調査や適正技術の選定に対する助言や専門家の紹介などを行う。